2010年12月4日土曜日

■本当の聞き上手…

こんにちは、大谷です。

『聞き上手になればいいのかな…』

一時期、こんな風に思っていたことがあります。

理由は簡単で『聞き上手は好かれる』という
言葉を単純に信じていたからです。

きっと、あなたも、、、

『聞き上手は話し上手』

とか

『聞き上手はモテる』

などという言葉を一度は聞いたことがあるはずです。

で、

その言葉を信じ込んで、
どんな話題でも笑顔で相槌を打って
話しを聞くことだけに集中していたのですが、
少し時間が経つとある異変に気が付きました。

その異変とは…?

僕がずっと話しを聞いているので、
最初の方は相手もベラベラと気持ちよく
喋ってくれるのですが、

時間が経つと、、、

『さっきからお前、何にも喋ってないじゃん。』
『大谷さんはどう思いますか?』

という風に逆に質問をされたり、
ずっと黙っているので好感を与えるどころか
逆に変なイメージを与えていることに
気が付きました。

つまり、、、

聞き上手になろうと思って、
聞き役に回っても結局は自分も
喋らなければいけないような状況が
必ずやってくるということです。

そう、ずっと聞いているだけでは
やっぱりダメなんです。

そして、それは聞き上手ではありません。

僕が思う本当の聞き上手というのは、
『聞く』と『話す』のバランスだと思います。

わかりやすく説明すると、
会話で自分が喋る割合よりも、
相手の話しを聞いている割合の方が
多いのが本当の聞き上手なんです。

ただ、気をつけなければいけないのが、
僕のように聞くの割合が10で、
話すの割合がゼロではダメだということです。

それじゃ、どれくらいの割合がベストなのか…?

これは僕の今までの経験ですが、
会話の70%は話しを聞くことに集中して、
あとの30%で自分が喋るというような
感覚を持つのがベストだと思います。

例えば、10分間の会話だったら、
7分間は相手の話しを聞いて
自分は3分喋るということです。

『そんなことを気にしながら喋れないよ…。』

と不安に思うかもしれませんが、
当然、最初は完璧に出来なくてもOKです。

頭の片隅に入れておくだけでも違う
と思うので、本当の聞き上手になるためにも
完璧主義にならずに是非やってみましょう!


-大谷 新司


PS:
当時の僕は完璧に聞き上手の
意味を誤解していました…。


PPS:
何か質問や相談があれば、
気軽にここまでメールをください。

info.talk0212@gmail.com

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