2011年4月24日日曜日

■話題は1つだけでいい…

おはようございます、大谷です。

先週くらいから「会話の基本」について
話しをしていますが、今日は話題選びに
ついての基本です。

ちょっと、自分の胸に手を当てて
考えて欲しいのですが、あなたは

「会話の話題はたくさんあった方がいい」

と思っていませんか?

「当たり前じゃないですか!
たくさん話題を持ってなかったら、
会話になりませんよ。

会話上手の人は話題をたくさん
持っているからあんなに話しが
上手いんじゃないですか!」

多分、こんな風に思っているはずです。

まぁ、確かに間違ってはいないのですが、
会話に対して何かしらの苦手意識がある場合、
まず最初は会話上手の人と同じように
話題はたくさん持ってはいけません。

そう、逆に話題の数を
少なくする必要があるんです。

その理由は…?

会話に対して苦手意識がある場合、
テレビやインターネットなどから
話題を大量に集めてもいざという時に緊張
などが原因で頭の中が混乱してしまうので
無意識に話題が思い浮かびません。

きっと、あなたも体験したことがあるはずです。

しっかり、会話の話題を調べたのに、
いざ会話の場面になったら、
何を喋ればいいのかわからなくなった…。

僕自身もありました。

で、

それじゃ、どうすればいいのか?
ということになりますよね。

そう、この場合、逆に頭の中で覚えておく
話題の数を少なくする必要があるんです。

例えば、、、

テレビや雑誌、インターネットなどから
おもしろそうな会話の話題を選ぶとします。

この時にたくさんの話題を探すのではなく、
自分がいいと思える、喋れると思える話題が
1つ見つかったらそこで話題選びを一旦、
止めるようにします。

それで、その選んだ1つの話題を実際に
誰でもいいので喋ってみてください。

ここでたくさんの人が間違ってしまうのですが、
話題をたくさん集めることが重要なのではなく
その話題を実際に喋ることが重要だということです。

話題をたくさん集めたところで、
実際に誰かに喋らなければ会話は上手くならないし
友達とも仲良くなることは出来ません。

つまり、話題を集めるだけでは
何も変わらないということです。

また、実際に誰かに喋った話題というのは
「成功した話題」としてあなたの成功体験に
なるので会話に対して自信も付きます。

このポイントを間違って、
話題選びばかりに必死になってしまう人が
いるのですが、たくさん話題を持っていても
使わなければ意味がないのでそこは
間違わないように注意が必要です。

で、

今日は最後に一つだけ、
あなたにお願いがあります。

是非、今から会話の話題になりそうな物を
新聞、インターネット、テレビなどから
一つだけピックアップして、その話題を
実際に誰かに喋ってみてください。

■ステップ1:
確実に自分が喋れそうな
話題を一つだけピックアップする。

■ステップ2:
自分が喋りやすい人でOKなので、
その話題を実際にその人に喋る。

この2ステップです。

重要なことなので、繰り返しますが、
会話に苦手意識があると話題をたくさん
覚えようとしても実際はなかなか
覚えることが出来ません。

やっぱり、、、

どうしてもいざ会話の場面になると
緊張のせいで頭の中が真っ白になる
ということがあります。

だから、最初は話題は一つだけに
絞ってそれを実際に誰かに喋ったら、
また別の話題を探すというやり方の方が
上達も早いはずです。

あまり完璧主義にならずに
とりあえず試してみてください。

それじゃ、またメールします。


-大谷新司


PS:
会話の話題を選ぶ時2つでもいいですか?

という人がいるのですが、
2つでもOKです。

でも、話題を覚えることが重要ではなく、
実際に会話で使うことが重要だという
ポイントは間違わないでください。

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